一級造園技能士の実技試験では、普段の仕事ではあまり使わない道具もいくつか必要になります。
地鏝(じごて)
普段、庭師を生業にしている者でも、「地鏝」を使う現場はなかなか少ないと思います。

しかし、一級造園技能士試験を受験するなら、地鏝は絶対に欠かせない道具です。
地鏝は重量がある(800~1,000g)ので、整地をする際に時短ができます。あと、延段を作るときなど土を掘ったり盛ったりもできます。
技能士試験の練習で、散々使い倒した道具たちですが、一番愛着が湧いて大切にしていた道具といえば地鏝です。
値段は、1万5千円~2万円くらいしますが、技能士試験を受けると決めたのなら買った方がいいです。
かなじめ
それと、「かなじめ」です。形はトンカチのようなもので、頭の金属部分が約 1kgあり、木の柄の端に鉄輪がはめてあるヘヴィな道具です。

このかなじめは石を扱う際に非常に役に立つので、持っていた方がいいと思います。
しかし、かなじめも約1万5千円くらいしますし、今後仕事で使う機会はほとんどないのではないかと思い、私は一番重いトンカチを買って、柄をけずり鉄輪をはめて自作しました。自作ですと、トンカチ代が約2,500円、鉄輪が数百円なので、合計3千円弱くらいです。

↑土牛のトンカチです。詳しくはこちらのURLをクリック。
鉄輪は、道具屋さんで見つけました。「鏝の鉄輪ありますか?」と店員さんに聞けば出していただけます。
※注意 鉄輪をはめる際、必ず柄の木が出るように取り付けてください。(石の天端を合わせるときに、柄の部分を使ってトントンと石を叩いたりして使うのですが、鉄輪が石に当たると石が傷ついてしまうため)Uくんの本物のかなじめの画像参照。
最初自作したとき鉄輪がつらつらだったので、講習会のときに上記注意書きの点(木の柄の鉄輪部分)を講師から指摘されました。なので、鉄輪より木が出るように修正しました。

試験本番の道具チェックの際にも、この自作のかなじめで問題なく通りましたので大丈夫だと思います。